初夏を思わせる陽気となった金曜日の夕暮れ、東京都マンション管理士会 東京山手支部 第１回目となる全体会がなかのＺＥＲＯで開催されました。
全体会においては、設立から現在までの経過報告をはじめ、外部講師を招いた勉強会が執り行われました。
勉強会においては、日新火災海上保険(株)東京南支店 髙橋支店長をお招きし、マンション総合保険を提供する保険会社の視点からマンション管理士へ期待することをテーマに講演を賜り、その上で意見交換会がなされました。
平成２７年７月より業務が開始された「マンション管理適正化診断サービス」は、所定の診断業務研修プログラムを修了した診断マンション管理士が、管理運営状況、修繕計画状況、法定点検・修繕工事のほか、防犯対策、防火管理、保険事故履歴などマンションの管理状況全般を対象に、目視・書類チェック・ヒアリングを行ったうえで、診断結果やアドバイスを記載した診断レポートを提供することを業務とします。
提供された診断レポートを活用し、管理組合が建物設備や運営等の管理水準の維持・向上を図るための基礎資料として活用いただくとともに、日新火災海上保険（株）のマンション共用部分用火災保険において割引適用制度を利用することができます。
マンション管理士としての業務拡大の機会となる「マンション管理適正化診断サービス」の業務について、参加の会員はとても熱心に意見交換を行うなど、有意義な勉強会となりました。
